おうち遊びとNintendo Switch

コロナがまだまだ猛威を奮って引きこもりがちな日々ですがいかがお過ごしでしょうか。
様々なイベントが軒並み中止になり、季節感が無かったのですが桜だけはもう春だと教えてくれました。
さておうち遊びが多くなる今日この頃ですが、今回はみんな大好き「Nintendo Switch」について書き記します。

初めてのゲーム機

その昔、小学校からお受験戦争に参戦させられていた僕は周りと比べるとゲームデビューが遅かったと記憶しています。それはもちろん受験に身が入らないからという理由だったと思いますが、ゲームは友達の家でやらせてもらうだけでした。それでも、たまに友達に借りてまでやっていた「初代ゲームボーイ」と「カービィ」がとても楽しく、ゲームへの想いは募るばかり。
結局自分用のゲーム機を買ってもらったのはちょうど小学校受験が終わってから、中学に入る直前でした。
初めて買ったのは「ゲームボーイポケット」と「ポケモン 赤」。それはそれはもう今までの反動か、学校以外の時間はのめり込んでやっていました。それにやはりこの頃の友達との会話はゲームやTVなどの話ばかり。その会話に加われるようになったのが一番嬉しかったのを覚えています。

それから時は過ぎ、僕のゲーム熱はどんどん高まっていきましたが「PS」や「ドリームキャスト」に傾倒していました。その頃は「Nintendo 64」や「ゲームキューブ」などが発売されていましたが、ゲームのストーリーや映像に重きを置くと、どうしても前者のハードで遊ぶ事が多く、なんとなく任天堂からは遠ざかっていました。

わが家に「Nintendo Switch」がやってきた

やってきたといっても自分で購入したわけですが…。
あれから10数年あまり、子どもが産まれ、保育園年長あたりからチラホラと周りでゲームデビューさせたという話が聞こえてきました。
その話を聞いて僕は前述したような自分のゲーム遍歴を思い出し、まだゲームデビューは早いかなと思っていた矢先にコロナの大流行です。おうち時間が多くなり、外出できないストレスは大きく、子どもたちも家遊びの選択肢には限界があったので悶々とした日々を過ごしていました。

そこで一念発起してついにわが家も「Nintendo Switch」を購入！同時購入したのは皆でワイワイ楽しめそうな「マリオパーティ」です。
その読み通り、上の子は初ゲームながらすぐに使いこなし、今では下の子と一緒に大笑いし、たまに泣きながらゲームを楽しんでいます。
その後「マリオカート8」「リングフィットアドベンチャー」を追加購入していますが、どれも皆でワイワイ遊べています。

子どもにも分かりやすいUI設計

「Nintendo Switch」を購入して一番感動したのがその使い勝手です。
初回起動時のセットアップはもちろん、メニューの選択にしても押すボタンが「A」などではなくボタンの位置で示してくれることに感心しました。PSシリーズも洗練されているとは思いますが、全くゲームに慣れていない方は少し戸惑うかもしれません。その点「Nintendo Switch」は、コントローラーの縦持ち、横持ちと2通りの操作方法があるにも関わらず、その時々で持ち方が変わることをイラストで示してくれたり、チュートリアルも丁寧に作り込まれているのでゲーム未経験だったうちの娘もすっかり使い方をマスターして遊んでいます。

耐久性も◎

物を落とすのが子供の仕事と言っても過言ではありません。
わが家も例に漏れず、ですが本体はともかく、コントローラーはもう何度も地面とキスしていますがびくともしません。ゲームの中にはコントローラーを振るものもあるので、そういった面も考慮されて設計されているのでしょう。素晴らしい安心感があります。恐らく今でもソフトがディスク媒体でないこともその思想に起因するものと思います。

コントローラーをシェアするという楽しみ

「Nintendo Switch」1セットだけで、2人プレイが楽しめる、コントローラーをシェアできるというのも面白い考えですね。「PS」などは当然のように本体についてくるコントローラーは1つだったのですごく斬新です。このあたりはやはり任天堂の「いつでも、どこでも、誰とでも」というコンセプトから来るものだと思います。自身の経験からしてもゲームといえば「一人でのめり込むもの」という考えがありましたが、このハードだとあまりそういう考えには至らないですね。ソフトによってはそういうものもあると思いますが。

買ってよかった「Nintendo Switch」

何か任天堂の回し者かと思うくらいのヨイショ記事になってしまいましたが、最近の買い物の中では久々に当たりだと思ったのでつらつら書いてしまいました。さすが国内販売台数が他社より抜きん出ているだけのことはあると、深く実感した次第です。まだお持ちでない皆さまもぜひ一度購入を検討されてみてはいかがでしょうか。